Calsonic KanseiRecruiting Site

Calsonic KanseiRecruiting Site

BE A GLOBAL ENGINE 世界を動かすのは、きみだ。

job
生産管理・
物流
想定外のことに迅速に対応し、計画通りに物事が運ぶことを支える。

NAOKI MIURA
三浦 直樹
グローバル生産本部 
SCMセンター物流グループ
profile
経済学部卒、2005年入社。元々自動車やバイクが好きで、名前を知っていた旧カルソニックカンセイに興味を抱く。総合部品メーカーとして世界の多くの自動車メーカーと関わりがあり、グローバルに展開していていることに将来性を感じ、入社に至る。
私の仕事
入社してから、主に生産管理の仕事に従事する。生産管理は、より効率的な工場の生産体制を策定し、クライアントのオーダー受注から完成品の納入まで、計画通りに生産活動が進行するように管理している。トラブルが生じた際には、できる限り影響が少ないように迅速に対応することも求められる。2017年から現職である物流の仕事に就く。海上輸送コンテナの充填率向上や、荷姿改善による輸送費および梱包資材費の削減、貿易協定活用による関税の削減などに取り組んでいる。

予定通りに生産を
進捗させるために、
様々なリスクに備える。

製品が生産される工程は、0.01分単位で標準時間が決められています。製品を構成する部品がひとつでも足りなくなると、全体に影響を与えてしまうのですが、工場では百点もの部品を扱っているので、そういったトラブルに見舞われることも度々あります。生産計画の順序を変更したり、他の供給ルートを当たるなど、納品を予定通りに遂行するために即座に対応しなければいけません。ですからメキシコの地震、アメリカのハリケーンなど、世界で起きる災害やトラブルにも敏感になりました。自社製品に影響はないか、あるのならば、どうしたら解決できるのか。常にリスクとその善後策を考えるようになりました。

2011年のタイの大洪水。
前代未聞のトラブルに
チーム一丸となって対応。

2010年から3年間、タイに赴任していたのですが、2011年にタイの大洪水に見舞われました。幸い、私達の工場は被害を免れましたが、いくつものサプライヤーが甚大な被害を受け、構成部品を成形する金型は水の中に沈没状態。前代未聞のトラブルでした。それでも、その部品を使った製品を待っているクライアントがいるので、生産は一刻も早く再開しなければなりません。そこで、急遽舟を出して水没していた金型を引き上げ、日本に送って日本で部品をつくるということで対応しました。部品は再びタイに戻り、製品となってクライアントの生産ラインに繋いだのです。大きな災害が起きても、世界のビジネスの流れは止まりません。その流れに一刻も早く復帰するためにチームで対応していく中で、世代・部署・国籍・赴任者・出張者の枠を越えた一体感が生まれ、成し遂げたときには大きな達成感がありました。

グローバルな視点がなければ、
国際物流を効率的に行うことはできない。

今年からは国際物流の仕事に携わるようになりました。輸送距離、輸送にかかる時間、コンテナの充填率などを総合的に考えて、全体として効率的な物流のあり方を策定し、管理する仕事です。例えば、コンテナの充填率を上げて一度に多く運べば、輸送費は削減できても、その分在庫が増えてしまいます。課題は、各国の拠点の状況や条件が違う中で、グローバルとして何が最適な改善策かを決めて、言語・文化・時間の差異がある中で、関連部署とどう活動を進めていくかという点です。さらに、国によって異なる貿易条件や通関など物流専門知識の習得は欠かせません。グローバルな視点が重要な物流の世界で、経験を積みスキルを高めて、国際物流のプロフェッショナルに成長することが、当面の私の目標です。

ページトップへ