新興国での留学経験が、
購買の仕事を志した理由。
就職活動の際、明確に業界を絞っていたわけではないのですが、生活のインフラとなる事業に関わりたいと考え、日本の基幹産業であり物流のインフラでもある自動車業界を志望しました。私は就職活動時より自動車部品メーカーにおける購買の仕事を希望していましたが、そのきっかけは学生時代にアジアの新興国に留学した経験です。海外における格差の大きさを知ったことで、より多くの人が自動車を買えるようにしたい。そのためには、原価を左右する購買の役割が重要だと考えたのです。特に、多くの完成車メーカーに部品を提供するマレリ(旧カルソニックカンセイ)だからこそ、購買として果たせる意義は大きいと考えました。また、育休や産休など、女性の働きやすさの面で安心できる会社であることも入社の後押しになりました。