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job
設計
デザイン、作業性、安全性。多岐にわたる“設計”の領域。

SHIZUKA TAN
丹 静香
CPM・内装事業本部 CPM・内装プロジェクト開発グループ
profile
小さい頃からモノづくりが好きで、大学では機械工学を学ぶ。在学中に自動車に興味を持ち、2012年旧カルソニックカンセイに新卒入社。当社が展開する製品の多彩さと、育休・産休など女性の働きやすさが入社の決め手になったという。
私の仕事
3D CADを用いてコックピットモジュールの内装設計を行う。客先から提示されるデザインデータをもとに、見栄えの良さはもちろん、生産性・組立性・安全性において成立可能な形状かどうかを詳細検討し、理想のデザインを実現するためにはどのような形状にすべきか、客先に提案を行う。設計の期間は2〜3年、客先とのやり取りは数十回にも及ぶ。また、コックピットモジュールにおける電子部品や空調部品、スイッチ類、エアバッグなどのレイアウト検討も内装設計の業務に含まれる。

求めるデザインを
実現するため、
コンマ数ミリの世界で
調整を繰り返す。

昔から自動車が好きだったわけではありませんが、在学中にプロダクトとしての自動車に魅力を感じるようになり、自動車業界を志望しました。ひとつの技術を深く追求できるのは部品メーカーの特徴であり、特に内装設計はクルマに乗る人が一番触れるところです。さらに、当社の場合は、様々なキャリアの選択肢があるところにも惹かれて、入社を決意しました。現在は新車種の設計を担当しており、客先のデザイナーさんから提示されたデザインデータを樹脂部品として実現できるのか、実現するにはどうすれば良いのかを検討することが主な業務となります。金型の特性も考慮しながら、デザイナーさんと何十回ものフィードバックを繰り返し、最終的にはコンマ数ミリという世界で調整を行っています。

設計の守備範囲は、
きわめて広い。
多くの関係部署との
連携が欠かせない。

コックピットモジュールにおいては、スイッチなどの電子部品の位置も非常に重要です。ドライバーからの見えやすさ、手の届きやすさなども考慮して設計しなければいけません。私たちは、客先のデザイナーさんが関わらない裏側の部分についても、作業性や安全性を考慮しながら3Dデータで設計を行います。要件が成立する部品を設計するためには、社内の他部署や、サプライヤーとも何度も調整を繰り返す必要があります。実際に組み立てる際の作業性や安全性も重要な要素であり、形状によって作業時間が1〜2秒遅れるだけでも製造のコストに影響してしまうため、その際には生産技術との密接な連携が欠かせません。このように、私たちが担っている内装設計は、守備範囲が非常に広い仕事だと言えます。

携わった製品が形に
なったときの、
大きな達成感と新たな発見。

ひとつの車種の設計に携わっている期間は2〜3年にも及びます。そのため、私が今の部署に配属されてすぐに担当した部品が、量産を迎えて世に出たのは、初めて関わってから約4年後のこと。画面上で見ていたものが実際の形になり、現実の車体に載ったときには言いようのない達成感を得られました。自分の家族に対しても、「このクルマの、この部品を担当したんだよ」と、自分の仕事を自慢することができ、祖父や祖母がすごく喜んでくれたのが嬉しかったですね。また、私が担当した車種の場合には、世界的な某スポーツイベントで、先導車として走っている姿をニュースで見ることもできました。一方、設計したものが実際の車体に載ると新たな発見もあり、「もっとこうすれば良かった」と反省する点なども見つかります。この経験は絶対に次につなげて、より良いモノをつくらなければいけない、と責任を感じる瞬間でもあります。

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