レースレポート
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体制発表&開幕直前テストレポート

2013シーズンいよいよキックオフ!
テストでは総合2番手のタイムをマーク

TEAM IMPULの2013年体制は、3年連続で松田次生とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのコンビと発表された。そして開幕に備え3月中旬には、開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットで入念な走り込みを行い、2番手タイムをマークした。

2月26日、2013年日産グローバルモータースポーツ活動計画が発表され、星野一義監督率いるTEAM IMPULの2013年体制が明らかにされた。それによると、3年連続で松田次生とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのコンビが#12「カルソニック IMPUL GT-R」をドライブすることとなった。使用するタイヤもブリヂストンで変更なし。3年目の体制で昨年のシリーズ4位以上の成績を目指す。

発表会の席上、星野監督は「ひとりひとりの力を全部出したら必ずチャンピオンは獲れる。速く走りペナルティ、トラブルがないようチェック&メンテナンスし、プロフェッショナルの仕事をしてくれれば結果はついてくる」とタイトル奪取に向けて強く語った。

また開幕を3週間後に控えた3月16〜17日、開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットにおいて、15台のGT500、22台のGT300マシン計37台が参加してSUPER GT合同テストが開催された。

気温は朝のうちこそ10℃に達しないものの、すぐに15℃以上に上がるおだやかなコンディション。一般公開されたこともあり連日5,000人を超える開幕を待ちきれないファンがサーキットを訪れた。

今年GT-R勢の中では唯一のブリヂストンタイヤユーザーとなる#12 GT-R。初日、2回のセッションとも5位につけた#12 GT-Rは、順調に周回を続けてほぼ予定どおりのテストプログラムをこなした。2日目は朝のセッションでオリベイラが1分21秒961と2日間総合でも2番手となるタイムをマークし、一発の速さも健在であることを証明した。午後のセッションは駆動系のトラブルが発生して、100%満足な内容とはならなかったが、このトラブルが開幕前に出たということを前向きにとらえたい。

松田次生
「最後のセッションでトラブルが起きてロングランテストができなかったのは残念ですが、一発のタイムもちゃんと出ましたしクルマ的には悪くありません。幸いレースウィーク前のトラブルでしたし、そこを徹底的にクリアにして開幕戦に臨みたいです。開幕の岡山でスタートダッシュを決めてタイトル争いをしていきますので、ぜひ応援をよろしくお願いします!」

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