NEWS

ニュースリリース

カルソニックカンセイ、自動車インストパネルのラッピング技術を新開発

カルソニックカンセイ株式会社(本社:さいたま市北区、社長:森谷弘史)は、このほど、欧州の高級車で使われ、採用が増加している自動車インストパネルのラッピング技術を新たに開発し、量産を開始しました。


従来のインストパネルは、金型で成形した表皮をインジェクション成形された芯材と合わせ、ウレタンを注入して製作していました。今回量産を開始したラッピングインストは、革を裁断・縫製して立体形状にし、それを樹脂芯材に接着・巻き込んだものであり、クラフトマンシップあふれる製品となっています(下図参照)。本技術は、表皮の特性をおさえ、複雑なインストパネルデザイン形状にフィットさせるための接着・圧着技術、高精度にステッチ位置をコントロールするという技術を構築することによって量産が可能となりました。世界中で市場規模が拡大しているラッピングインストパネルで、今後さまざまな客先に対して拡販を進めていく予定です。



(ラッピングインスト開発品の概要)

051301.jpg

ニュースリリースをダウンロード(278KB)

このページを共有する