実験評価技術
お客さまに満足いただける
世界No.1品質・性能の実現

4階層からなる
開発品質保証プロセス
お客さま視点による「安全・環境・快適」技術分野において、世界の市場環境を再現し、「車両」「システム」「コンポーネント」「素子・材料」の4つの階層で高い開発品質を確保しています。開発品質保証プロセスを確実に実行し、安全性や耐久性が高く、お客さまが満足される商品開発を追求しています。
EMC評価
実車電波暗室にて電子機器が放射する電磁波の測定や、電子機器が受ける電磁波の影響を定量的に測定し、電磁環境適合性の評価を実施します。
排ガス・燃費評価

環境実験室にてシャシーダイナモを用い、排気ガス処理デバイスの性能や燃費性能を評価します。
空調性能評価
実車環境風洞にて温度(極低温~高温)、湿度、照射角を加味した日射などあらゆる環境条件を再現し評価を実施します。 また、車両走行状態の評価も可能で、200km/hを超える高速走行にも対応しています。
複合熱衝撃評価

ラジエーターに高温のエンジン冷却水が断続的に流れ込むことで発生する熱衝撃を低温下での走行風の影響も加味して評価します。
インバーター性能評価
電気自動車のさまざまな走行条件を台上で模擬し、インバーターの各種性能を評価します。
擦れ・打音評価
走行時の内装部品から発生するキシミ音やこすれ音を官能・定量的に評価します。
安全性能評価
車両が衝突した際の乗員の頭部、脚部の安全性能を評価します。
多軸振動評価
車両やエンジンから、排気系部品へ加わる振動を台上実験で高精度に再現し評価します。特に排気系部品の軽量化開発等に寄与します。
エアコンシステム評価
エンジン水温特性や車内外の温湿度環境を制御し2室恒温槽(エンジンルームとキャビン)でエアコンシステム性能を総合評価します。
コンプレッサー耐久評価
全世界の温熱環境条件を極低温から高温まで再現でき、耐久評価に加え、解析評価が行えます。
EGRクーラ性能評価

実車作動条件を再現させ、EGRクーラの放熱性能測定・評価が可能です。車両の排気ガス規制対応や燃費改善に貢献します。
サイレント風供給システム

静粛性の高い風をエアコン部品に供給し、送風時に発生する騒音を測定、評価します。風流れに起因する騒音・異音発生のメカニズム解明、改善に貢献します。
エキゾーストマニホールド高温熱サイクル評価
超高温排気ガスをエンジンレスで発生させ、排気系の熱信頼性を短期間で評価します。
3Dスキャニング振動計
非接触式レーザードップラー振動計を採用することで、ローカルな振動モードを含めた、コンプレッサー全体の実稼働/固有モードの測定を行えます。
PIVシステム
流体中の粒子の挙動を撮影、画像処理することにより、流れを可視化します。流体騒音の発生メカニズムを解明し、製品の低騒音化に貢献します。
X線CTスキャナ

非破壊での部品の構造解析、故障モード解析、故障部位の特定が可能3D解析機能を有し、電子素子の解析能力向上に貢献します。
VOC評価

内装部品からわずかに揮発する有機化合物(ホルムアルデヒドやトルエンなど)の発生量を定量的に評価します。
超音波映像装置

半導体パッケージなど電子部品や樹脂部品などの内部監察を、超音波映像装置により非破壊で実施する装置。ボイド、クラック、剥離などの観察を可能とし、故障解析に貢献します。
電界放出型電子線マイクロアナライザ

高分解能の電子銃を有した分析顕微鏡により、はんだ等の接合部の微小な金属組織の組成や、複合材料の構成、微小異物などの解析をします。
電子顕微鏡

電子線を試料に当てて表面を観察する装置であり、光学顕微鏡をはるかに凌ぐ分解能を有し、微小な部位の観察を可能とします。
高温観察装置
金属のろう接や化学、繊維、樹脂等の高温下での材料挙動を解析します。
多岐にわたる実験評価技術
安全/耐久 | 環境 | 快適 | |
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車両 |
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システム |
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コンポー |
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![]() 高温熱サイクル評価 |
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素子・材料評価/分析
素子・材料 |
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![]() マイクロアナライザ |
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