NISMO FESTIVALで星野監督、安田&JPが魅せた!
シーズンを締めくる年末恒例のイベント「NISMO FESTIVAL」が、12月11日に富士スピードウェイにおいて開催された。TEAM IMPULの星野一義監督、安田裕信とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの両ドライバーもオープニングからフィナーレまで、会場を忙しく駆け巡りファンサービスに努めた。毎年星野監督がドライブする車両に注目が集まるが、今年もグループA「カルソニック スカイライン」(R32)、グループC「カルソニック ニッサン R92CP」といった90年代前半に自ら運転した車両をドライブしてファンを喜ばせた。
またグランドスタンド下のステージでは、星野監督がGT監督トークショーに、安田とオリベイラがGTドライバートークショーやサイン会に登場。2016カルソニックレディの大塚歩美、鈴川亜美の二人もレースクイーンステージとフォトセッションで花を添えた。
午後に行われた「NISSAN MOTORSPORTS HERITAGE RUN」では、星野監督が60年代のプロトタイプカー、R382をドライブ。「(R382に)乗るのが夢だったが69歳にしてかなった。北野(元)さんが乗ってたクルマだけど、その当時、僕はまだモーターサイクル(モトクロス)に乗ってたんだよね。必ず日産ワークスに入るんだと思っていた。それにしてもNA12気筒6リッターの迫力ある排気音にはゾクゾクした」と興奮気味に語った。
フィナーレ前の「NISMO GP 2016」では、SUPER GT/GT500のGT-Rが迫力あるバトルを演じてスタンドを沸かせた。前半を担当したオリベイラは予定より1周多く周回し安田に交代。ピット作業はやや手間取ったものの後半の安田がトップを守ってゴール。見事2016年最後のレースで優勝を飾った。「これが本番なら良かったけれど、気持ちよく走れ楽しかった」と安田。「多くのファンの前で楽しめた。ずっと応援してくれてありがとう」とJPもファンの応援に感謝した。