レースレポート

2015/2016 ウィンターレポート

NISMO FESTIVALで星野監督、安田&JPが熱く走る!

シーズンを締めくる年末恒例のイベント「NISMO FESTIVAL」が、11月29日に富士スピードウェイにおいて開催。今回で18回目となるNISSAN/NISMOファンにとってたまらないイベントに、早朝から3万人の熱いファンが詰めかけた。

TEAM IMPULの星野一義監督、安田裕信とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラの両ドライバーも8時半のオープニングから16時半過ぎのフィナーレまでファンサービスに務め、レースウィークには見せないような笑顔を見せた。星野監督は、97年のル・マン24時間で3位表彰台を獲得したNISSAN R390 GT1を主にドライブ。午後に行われた「NISSAN MOTORSPORTS HERITAGE RUN」では、ル・マン24時間の思い出を語った。イベント終盤、SUPER GTやスーパー耐久マシンによる「NISMO GP 2015」では、4台のGT500 GT-Rマシンによるバトルが繰り広げられ、オリベイラと安田が圧倒的な速さを見せた。しかしピットロードのスピード違反のためにペナルティとなったのはご愛嬌だった。またグループA仕様の「カルソニックスカイライン」には星野一樹が乗り込み、多くのファンの視線を釘付けにした。2015シーズンのチャンピオンを逃して「まだ立ち直れない」と笑わせた星野監督だったが、「来年はもっといいタイヤを作ってもらってチャンピオンを獲る」とファンに誓っていた。

TOKYO AUTO SALON 2016で親子サイン会を実施

お正月気分もようやく抜けた1月15〜17日、千葉・幕張メッセで開催された「TOKYO AUTO SALON 2016」には、IMPUL のブースを設置。今年も星野監督、一樹選手による親子サイン会を連日複数回行い、多くのファンを喜ばせた。またブース正面にはSUPER GTで使用されるピットまわりを再現。2013年仕様の「カルソニック IMPUL GT-R」も展示した。 星野監督は「今年は申年だけれど、気持ちは猪。亥年のつもりで突っ走るよ」と新しいシーズンでのタイトル獲得に意欲を見せた。また一樹はGAZOO RACINGのニュルブルクリンクトークショーなどにも登場し、今年の活躍を誓った。さらに2015カルソニックレディの大塚歩美、鈴川亜美がNISSANブースのステージで日産系チームのレースクイーンと共にショーモデルを華々しく紹介。多くのファンを集めた。

セパンタイヤテストも順調にこなし、今季こそタイトル奪取

マレーシアのセパン・サーキットにおいて、1月18〜21日に1日のオフを挟み4日間の日程で行われたタイヤテストには、「カルソニック IMPUL GT-R」も参加。夏場用タイヤの感触を確認しタイヤエンジニアと意見を交換するなど順調にテストメニューをこなした。

2016年の日産モータースポーツ活動計画も近く正式にアナウンスされる予定。さらに3月19〜20日には岡山国際サーキットにおいて最初の合同テストが一般公開で開催される。モータースポーツ活動計画発表会とGT合同テストの模様は、2016シーズン開幕前にこのサイトで報告の予定。新たなシーズンでチャンピオンを目指すスタッフの熱いコメントにご期待ください!

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