SUGO GT選手権レース

全日本GT選手権
第3戦 「SUGO GT CHAMPIONSHIP」 in スポーツランドSUGO(宮城) 1周=3.704256km

カルソニックスカイライン荒れたレースを確実に走り8位でポイント獲得

予選

JGTC第3戦は、まだ雪の残る蔵王連山を望む初夏のSUGOで開催。このコースは最大標高差が70mもあるアップダウンの激しいテクニカルコース。コーナーも直角ターンや鋭角ターンが多く、フロントヘビーなスカイラインGT-Rにとっては、不利なコースともいえる。カルソニックスカイラインは、前回に続き性能引き上げ措置によりリストリクター径が広げられているが、SUGOでは苦しい戦いが予想される。
午前中の予選1回目では、田中選手がアタックを担当して1分19秒847のタイムで12番手。VQエンジンをテスト搭載したNISMOの#22GT-Rには0秒177遅れたものの、同じRBエンジンを搭載する#23GT-Rを0秒242上回った。午後に行われた予選2回目はタイムアップはならず、午前/午後の総合では16番手というポジションになった。
田中哲也選手
「明るい話題としては、今年初めてのポイントが取れたことでしょうか? でも、ワークスチームに負けないように、もっともっと頑張らなければいけないですね」

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決勝

4万8500人もの観客で埋まったSUGO。風はやや強く肌寒いが、天気はよさそうだ。14時40分に81周レースのパレードラップがスタート。スタートを担当した田中選手は、昨年に他車両に接触されてコースアウトしたことで結果的にリタイアを喫しており、今回は無理なバトルを避け慎重にGT-Rをドライブ。しかし1周目にアクシデントが発生してただちにセーフティカー(SC)が導入された。田中選手は17番手で再スタート。他車両のスピンやトラブルなどもあり20周目には13番手にポジションアップ。さらには36周目に2回目のSC導入となるとピットインして、迅速なピットワークで星野選手に交代。タイミングも良く10番手でコース復帰することができた。ポジションをキープして完走すれば、ポイント獲得となる。
GT-Rにとってはタイヤの面でも厳しいSUGOだが、星野選手も我慢の走行でアクシデントをかいくぐりながら、その後2度にわたるSC時もステディにこなし9番手でチェッカーを受けた。その後、2位でゴールした車両にペナルティが課されたため、カルソニックスカイラインは8位に繰り上がり、今季初のポイント「3」を獲得した。
SCは4回、ペナルティが課された車両は10台と、予想どおり荒れたレースだった。しかしレース後にペナルティの結果を不服とするチームが抗議をしたため、その審議が終わるまで結果は暫定のままとなる。

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サーキットに応援に来てね!
カルソニックカンセイレディーズを紹介します


今回はサーキットの華、カルソニックカンセイレディーズ、湯山ひろこさん(ニックネームは「ひろし」!?)、奥野静香さん(ニックネームは「しぃ」)に話を聞きました。ふたりとも身長が170cm前後でスラリとしたスタイル。コスチュームもなかなか評判がいいようです。
まずはチームの雰囲気から。
ひろし「アットホームな雰囲気なんですが、トップチームらしく威厳があります。ドライバーさんはおふたりともすごくて、貫禄がありますね。レースクイーンのお仕事は初めてなんですが、だんだん慣れてきました」
しぃ「みんなすごく"熱血"なんです。泣いたり笑ったりして。私も体育会人間なので"目指せ熱血レースクイーン"って感じですね。私も1年通してのお仕事は初めてですが楽しいし、やりがいがありますね」
趣味について聞かせてください。
ひろし「足のマッサージなんです。自己流なんですけど、スリミング剤を使ってお風呂と上がってからじっくりケアをしてます」
しぃ「ゴルフは4年ぐらいやってて、スコアは105ぐらいです。岡山の出身なんですけど、田舎ってゴルフ場の料金も安いでしょ?(笑)」
ファンの方にメッセージをお願いします。
ひろし「私たちのチームを応援してくださいね。それから変な写真はいらないので(笑)、きれいな写真を撮ってください!」
しぃ「ぜひ私たちと一緒にカルソニックインパルチームを応援してください。それから私たちを見かけたら声をかけてくださいね!」

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