スペシャル ジャパンGTレース マレーシア

スペシャル ジャパンGTレース マレーシア

Special Stage Malaysian Round

予選

星野選手がサーキットに帰ってきた!
「デビュー戦のつもりで頑張ります」。と苦笑するが、やはり青いカルソニックカラーの車両にはホワイト/イエローのヘルメットが映える。
22日(土)は前夜に降ったスコールもすっかり上がり湿度の高い晴天。お昼の12時10分から行われた予選1回目は、本山哲選手がアタックを担当して2分1秒381のタイムで9番手。夕方の16時10分から行われた予選2回目では、セッティングの確認を行い2分3秒270のベストタイムで13番手。2回の合計ではゼッケンと同じ12番手からのスタートとなった。
本山哲選手
「硬いタイヤをチョイスしたんで予選の順位はある程度予想されたとおり。クルマの調子は悪くないですよ。一発の速さはないけど、トータルのスピードで勝負ですね。目標は表彰台ですが、いい形で後半戦に臨みたいです」
星野一義選手
「久しぶりに乗ったけど、やっぱり監督よりドライバーの方がいいよ。去年は1周目に終わったようなものだったから、今年は完走しなきゃね。決勝はスタートを担当することになったんだけど、全くチームは年寄りの扱いが荒いね(笑)」

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決勝

蒸し暑い24日の午後3時、54周のレースがスタート。ステアリングを握るのは星野選手。
序盤、前を行くエリック・コマス選手をかわして10番手にポジションアップするが、なかなかペースが上がらず12周目に逆転を喫した。しかしそれでも昨年のチャンピオンカー、#1NSXの背後に迫りプレッシャーをかけながら走行、中盤25周目に給油、タイヤ交換のためにピットイン。ドライバーは本山選手に交代しコースへ復帰。本山選手は8位を守っていたが、ブレーキにトラブルを抱えポジションダウン。しかし上位の車両にもトラブルが発生したこともあり、8位でチェッカーを受けた。レース後、3位の車両に違反があったために順位はさらに上がり、7位という成績でマレーシアのレースを終えた。
星野一義選手
「消化不良で不満がいっぱい残るレースでした。体の調子もいいんで、見てろ、このままじゃ終わらないぞ、絶対盛り返してやるという気持ちでシリーズの後半に臨みます」

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