全日本富士GTレース

全日本GT選手権
第2戦 「ALL JAPAN FUJI GT RACE」 in 富士スピードウェイ(静岡) 1周=4.400km

全日本GTカー選手権シリーズ第2戦 舞台はFISCO、シリーズ初の長丁場!500km!!

予選

朝から止む事がない雨の中、午前の予選1回目、ウエットコンディションの中でも速さを見せ付ける本山選手、開始5分後には早くもタイミングボードのトップに躍り出ました。その後、順調にタイムアタックを続けていたかと思った10分後、コントロールラインを過ぎた第1コーナー手前付近でいきなりストップ。メカニックによるチェックが行われたところ、雨水がエンジンルーム内に入りショートを起こし、エンジンがカットオフしたとの事。メンテナンスを急ぎ午後の予選に望みをかけることとなりました。
「ウェットからドライへ」
午後の予選2回目は、午前とはうって変わってドライコンディション。500・300クラス混走が開始され10分、果敢にアタックをしていた本山選手がまたもやトップタイムを叩き出し、服部選手に交代。服部選手もわずか3周で基準タイムをクリア。そして、500クラス占有セッションも残り10分を過ぎ、各チームとも最後のワンチャンスをものにしようと果敢にアタックを続ける中、本山選手が、スカイライン勢でトップとなるタイムを出し 、5位に入りました。本山・服部両選手共調子が良く、決勝レースに大きな期待をもてることとなりました。

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決勝

2nd-STAGE、FISCOの決勝は全日本GT選手権初となる、500kmの長丁場。13時45分、ローリングスタートから、各車第1コーナーへ飛び込んでいく。そのスタートダッシュで本山選手が順位を1つ上げ、コントロールラインを通過。その後、熾烈なデッドヒートが繰り広げられ40Laps過ぎ、ルーティンで服部選手にバトンタッチ。順調に周回を重ねる服部選手。しかし 、レースも半ばを過ぎた63Laps目、コントロールラインを通過する服部選手が、チームに向かい何か手で合図をしている。監督が無線で呼びかけるが応答が無い。車が100Rに差し掛かった直後、コース脇に車が止まり、リタイヤとなってしまいました。
服部選手の話しでは、「63周目に入る時に、いきなりメーター(デジタル) が消え、100R手前でエンジンが止まってしまった」との事、予選・決勝共、電気系のトラブルに悩まされたレースとなってしまいました。

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