世界をステージに

グローバルに責任を
果たしていくために

カルソニックカンセイ・ヨーロッパ社
コーポレートオフィス セクションリーダー
カレン メイリング

カルソニックカンセイ・ヨーロッパ社
コーポレートオフィス セクションリーダー
カレン メイリング

カルソニックカンセイ・ヨーロッパ社 コーポレートオフィス セクションリーダー カレン メイリング
多様な文化を内包するヨーロッパをつないで
多様な文化を内包するヨーロッパをつないで

多様な文化を内包する
ヨーロッパをつないで

ヨーロッパ地域を統括するカルソニックカンセイ・ヨーロッパ社は、イギリスのウェールズ西部にあり、イギリス国内をはじめ、スペイン、フランス、ドイツ、ルーマニア、ロシアなどに合わせて11の拠点を展開している。そのコーポレートオフィスに所属しているのがカレン。「同じヨーロッパでも、多様な文化や地域的な要件を考慮する必要があるから、とてもやり甲斐を感じている」という。彼女の主な業務は、さまざまな部署やオペレーションをサポートすることであるため、国や地域を越えての相互理解は欠かせない。

「私たちのコーポレートオフィスは小さな部署ですが、メンバーはだれもが気さくで協力的。とてもオープンにコミュニケーションを図っています。グローバル企業には、世界中で周知され実施されるべき標準化されたプロセスがあります。より良いコミュニケーションを通じて互いに学んでいくことで、グローバルに活用可能なベストプラクティスを確立できるのではないかと思います」。

多様な文化を内包するヨーロッパをつないで
ステートメントを世界に向けて
ステートメントを世界に向けて

ステートメントを世界に向けて

そんなカレンが、意外なことに面白いと感じているのは「契約書の草案作成」だという。「カルソニックカンセイとサプライヤーやお客さまとの取引などに関する合意内容を、契約書に正確に反映させるためには、他の部署と緊密に連携して業務や契約の要件を理解する必要があります。そうした話し合いを通じて、業務プロセスや製品、スタッフの求めることに対する私自身の知識を深めることができるのです。契約交渉や話し合いが難航して長引くこともありますが、契約が締結されると私たちの苦労は報われます」。

最近では、CSRやコーポレート・ガバナンスに関する活動にも積極的に取り組んでいる。グローバル化が進む中で深刻な問題になっている、強制労働や人身売買などのいわゆる「現代奴隷」に対する取り組みもそのひとつ。「イギリスの現代奴隷法の要件を満たせるようにするために、日本のスタッフと密接に連絡を取り合いながら主導しました。さまざまな社会的な課題解決に関心があったので、ステートメントの公表はとてもうれしかったです」。カルソニックカンセイがグローバルに責任を果たしていくためには、なくてはならないサポートだ。

満足と誇りを生み出す仕事
満足と誇りを生み出す仕事

満足と誇りを生み出す仕事

「先日、友人が新車を購入したので乗せてもらったら、自分がカルソニックカンセイの製品に囲まれていることに気づきました。すっかり友人を満足させたその新車に、少しでも関わっていることに大きな誇りを感じたのです。それと同時に、私たちは自動車関連製品を作っているだけではないのだと。世界中のお客さまに満足をお届けし、世界各地にいるスタッフに誇りをもたらしていることを強く実感しました」。

「10年後も20年後も、熱意を持ってこの仕事に取り組んでいたい」と語るカレン。「もっとほかの国や地域の文化について理解を深め、豊かな人間性を身につけられたら」。そんな学ぶことが大好きだという彼女の姿を、オフィスのデスクでは日本生まれのだるまがじっと見守っている。

満足と誇りを生み出す仕事