責任ある経営基盤

リスクマネジメント

推進体制

グローバルグローバル 体制

カルソニックカンセイグループは、グローバルな事業展開、さらには多様化するリスクに対処するため、副社長執行役員を委員長として、経営会議(EC:Executive Committee)メンバーにより構成される内部統制リスクマネジメント委員会を設置しています。そしてその活動メンバーとなる事業本部、機能本部およびリージョン担当役員による重点リスクの洗い出し、対応計画の策定など、リスクマネジメント活動のPDCAサイクルを統括しています。

グローバルグローバル 体制

内部統制リスクマネジメント委員会ではグローバルに5つの製品事業本部と8つの機能本部、4つのリージョンを統括し、リスクの回避・軽減活動を行い、適切なリスクの管理に努めています。

内部統制リスクマネジメント推進体制

内部統制リスクマネジメント推進体制

内部統制リスクマネジメント委員会活動

カルソニックカンセイグループは、毎年グループ全社で災害や財務リスク、製品リスクなど、起こりうるリスクの頻度と重大さを審査し、グループ全社の重大リスクとそれぞれの部門での重大リスクを特定しています。この活動を通じてリスク発生の回避・軽減に努めるとともに、適正なリスクレベルを確保することで事業拡大のチャンスにもつなげています。
2018年度は、内部統制リスクマネジメント委員会において「大規模災害」「生産継続(供給リスク)」「品質」「会計処理」「個人情報」の計5項目をグループ全社の重大リスクとして特定し、実行計画に基づき対策の策定、実行状況、対策結果の評価を実施しました。
各地域においては、グローバルで共通する全社重大リスクの対応に加え、地域固有のリスクの識別、活動計画の策定および対策結果の評価を実施しました。
なお、リスク発生時においては、継続して迅速で的確な対応に努めていきます。
また、2017年度にマテリアリティの見直しを行った際に、新たに「ESGリスクマネジメントの推進」を追加し、今後の取り組み強化へつなげていきます。

事業推進マネジメントの強化(BCM/BCP)

グローバルグローバル 体制

カルソニックカンセイグループは、地震や台風などの災害発生に対してBCP(事業継続計画)として「防災管理規程」を設定し、この規程に基づき従業員がとるべき行動ガイド「全社防災マニュアル」を整備し、その内容が機能するか検証するため、BCP訓練を実施しています。
グループ内で生産継続に支障が生じる可能性がある災害が発生した場合には、グループ本社内に「中央防災対策本部」を設置します。本部には送電の途絶時に備え、非常用発電機が設置されており、衛星電話など複数の通信手段も準備しています。
これまでに「中央防災対策本部」が発動されたのは東日本大震災とタイの大洪水の2件であり、従業員の安全確保と迅速な生産復旧に効果をあげることができました。
また、広域大規模地震については、国内グループ全事業所に緊急地震速報システムを設置するとともに、火災につながる可能性のある製造拠点には非常用発電機を設置し、消防活動がいつでもできるように整備しています。
カルソニックカンセイ研究開発センター・本社では、本館が免震構造となっており、一時避難所として一般の帰宅困難者の方々を受け入れる体制も構築しています。

大規模地震時の基本的な対応の流れ

大規模地震時の基本的な対応の流れ

防災体制

防災体制
BCP訓練の様子

災害対策活動

日本日本 活動

カルソニックカンセイは、2014年度より安否確認システムを導入し、年間訓練計画に基づき訓練を重ねています。国内グループ事業所においても、2015年度より順次導入しています。
また、2015年10月には、カルソニックカンセイ研究開発センター・本社に、「地下水膜ろ過システム」を設置し、災害時に上水道が利用できない状態でも、帰宅困難な従業員および周辺住民の方々に飲料水を供給できるようになりました。

水膜ろ過システム
周辺住民への給水袋
食料備蓄品の一部
所轄消防機関との総合訓練
地震体験車による地震体験

地下水膜ろ過システムの設置

情報セキュリティの強化

基本的な考え方

グローバルグローバル 方針

カルソニックカンセイグループは、「情報セキュリティポリシー」をグローバルに共有化し、グローバル情報セキュリティ委員会のもと、内外の情報漏えい事案などを参考に、情報セキュリティの強化に必要な施策を随時実施しています。社内教育においても、毎年継続的に実施し、周知、定着を図っています。
また、従業員およびサプライヤーなどの個人情報を適切に保護するため、個人情報保護に関する法律および関連する政省令や、その他のガイドラインなどに基づいた管理体制を敷き、ルールおよび手続きを定めた個人情報管理規定を策定して、全社で管理を徹底しています。

管理体制

グローバルグローバル 体制

カルソニックカンセイグループは、情報セキュリティを経営課題として取り組むために、情報システム部門を担当する役員を統括責任者とする情報セキュリティ管理体制を構築しています。
情報セキュリティ統括責任者は、定期的にグローバル情報セキュリティ委員会を開催して、グループ全体にかかわる情報セキュリティを確実に運用するために必要な審議を行います。専任部署として情報システム・総務・人事担当からなる事務局を設置し、情報セキュリティ統括責任者を補佐します。
また、情報セキュリティにかかわる社内規定を円滑、効率的に運用するように施策を立案し、実行します。
さらに、主要海外グループ会社は各社で情報セキュリティ委員会を設置し、カルソニックカンセイと同等の管理体制を導入しており、各社の情報セキュリティについて全責任を負います。

グローバル情報セキュリティ管理体制

グローバル情報セキュリティ管理体制

情報セキュリティ強化に向けた取り組み

グローバルグローバル 体制

情報セキュリティ強化に向け新たな施策の展開や監査状況を共有するため、グローバルセキュリティ委員会を年2回開催しています。

2018年度の主な取り組み

  • セキュリティ施策:サイバー攻撃に対する内部監査実施
  • 従業員啓発活動:グローバルで統一した教育コンテンツでの従業員教育の実施
  • グローバル全従業員のセキュリティ意識・知識の向上を目的としたセキュリティウィークの開催
  • 代表取締役社長および担当役員による啓発メッセージの発信
  • イントラネットやポスターを通じたセキュリティ意識向上メッセージ掲示など
  • 工場設備に対するセキュリティ対策の強化

情報セキュリティ教育・啓発

グローバルグローバル 体制

情報セキュリティ遵守には、従業員一人ひとりの高い管理意識が不可欠であり、教育実施により意識づけを強化しています。また、電子データへのアクセス権の管理、外部記憶媒体の使用制限などのセキュリティ施策の実施とともに、従業員への啓発活動を推進しています。

施策・啓発内容
取り組み 内容
セキュリティ施策
  • 機密区分によるアクセス権の明確化
  • 外部記憶媒体へのデータ書き出し制限
  • ウイルス対策やハードディスク暗号化
従業員啓発活動
  • 担当役員による啓発メッセージの発信
  • 新入社員教育、定期的な従業員教育の実施
  • アセスメント実施
従業員教育実績
  2016年度 2017年度 2018年度
教育受講者率 100% 100% 100%